カラコンを付けたまま寝てはいけない理由
寝る前に、必ずカラコンは外そう
かなり多くの人が、「カラコンを外さないで、そのまま寝てしまった」経験があると思います。
かくいう私も、幾度となくカラコンを装着した状態で寝てしまった1人です。
そしてネットをチェックしてみると、どのサイトでも必ず「カラコンを付けたまま寝てはいけない」と断言しています。
では何故、カラコンを付けたまま寝てしまってはいけないのでしょうか。
ということでこの項では、カラコンを付けたまま寝てはいけない理由について説明したいと思います。
カラコンを付けたまま寝てはいけない理由
例えば私の経験からいえることは、カラコンを装着したまま寝てしまい、朝起きた時に目が痛かったことがあります。
もちろん、目が痛くなるには明確な理由はあります。
それはカラコンを付けて寝てしまったため、目に酸素が届かなくなっているからです。
さらにいうなら目の酸素不足によって細胞が減少し、目に炎症を起こしている可能性があるのです。
※最悪は炎症を起こすだけでなく、視力低下を招くことも…。
○目に酸素が届かなくなる理由
当たり前のことですが、寝てしまうということは目を閉じることです。
そして目を閉じるということは、「角膜(黒目)と外気が遮断される」ことを意味しています。
つまり角膜と外気が遮断されているので、酸素が供給されにくい状態になってしまうのです。
「目を閉じる→角膜と外気が遮断→目が酸素不足になる→乾燥して炎症を起こす→視力低下などの病気を発症する」
こうした理由から、カラコンを付けたまま寝てはいけないのです。
視力を保つためにも…
私たちの黒目(角膜)には、「表面にある角膜上皮細胞(かくまくじょうひさいぼう)/内側にある角膜内皮細胞(かくまくないひさいぼう)」があります。
そして角膜内皮細胞は生まれた時がピークでそれから先は減少を続けるわけですが、この角膜内皮細胞のお蔭で私たちは視力を保っているのです。
カラコンを付けて寝るという行為は角膜内皮細胞の減少を促進させるだけでなく、視力を自分自身で奪っていく行為でもあるのです。
是非、みなさんもカラコンを付けて寝ないようして頂きたく思います。